「ポートレートムービーって何？」
「どんな風に撮影すればいいの」
そんな疑問を抱く方もいるでしょう。
今回の記事ではポートレートムービーと撮影方法について紹介していきます。
ポートレートとは人物を中心においたもの全般を示しています。
人物の全体が写ってないとしても、顔や手など身体の部分、後ろ姿など、人が主題になっていればポートレートです。
ポートレートムービーは人の仕草や表情など、写真では表現できない動きを表現できます。
また最小限なカット数で世界観を感じさせることができます。
本格的なポートレート撮影に向いているレンズは、マクロなどの焦点距離が35mm換算で、35mm～80mmくらいのレンズが最適です。
初心者の方は標準の50mmが使用しやすいのでお勧めです。人間の視界にとても近く、ポートレートを除いても多様性のある使い道があります。
コンパクトデジタルカメラやスマホのカメラではポートレートに欠かせない「ボケ感」が出ないです。画質も下がるので、一眼レフカメラが適しています。
一眼レフカメラは画質が高く、サイズも大きく、鮮明に撮れます。加えてレンズ交換が出来たり、様々なパーツの組み合わせが出来るなど、撮影の状況に応じた撮影が可能です。
ミラーレスカメラは最初に販売されたのが2008年で最近登場したカメラです。
最大の特徴はレンズを交換できるにも関わらず、内部に鏡板を持たないことです。
その分、カメラ本体の軽量化ができます。そのためレンズが交換可能なデジタルカメラとも言えます。
ポートレート撮影には単焦点レンズの使用を勧めます。
ズームレンズは一本で色んな画度を補填することができる便利なレンズです。しかしF値が高くなってしまい、構造が複雑なため、重くなりがちです。
画質の面や価格などを総合的に考慮すると単焦点レンズが優れていると言えます。
顔を目立たせたいと思っていても、初心者がやりがちなのが頭のてっぺんまで写したいがためにフレームを首の位置で切ってしまうことを首切りと言います。
首や肩の位置でフレームを切ってしまうと、どこか安定しない印象になってしまいます。
構図に安定感を持たせるためにも、首や肩をちゃんと入れおでこで切るのがお勧めです。
ポートレート撮影では背景をぼかすことがポイントですが、ぼかすためにはF値だけでなく構図も大切です。背景と被写体の距離を出来る限り遠くすることで、背景がぼけやすいです。
狭い室内より、奥行きのある屋外の方がポートレート撮影に向いているでしょう。もし室内で撮影する際は、なるべく壁から離れ撮影することで綺麗にぼかすことができます。
室内でも工夫次第でポートレート撮影できるんです。
ポートレート撮影では光が大切です。光がどこから注ぎ、人物の顔のどの部分を照らしているかでポートレートの出来は変化します。
撮影をする際にお勧めなのは、被写体の左あるいは右から前方四十五度に光を当てる方法です。これは「レンブラント・ライティング」と呼ばれており、被写体に適度な陰影と立体感を与える方法でプロの現場でも使用されています。
汗や皮脂やシワなどが目立ちすぎるのを抑える意味でも、強い光を当てないように注意します。これを気を付けるだけで見かけは大きく変化します。
顔が写るポートレート撮影は被写体の目は印象付ける重要な要素です。理想は両目にピントを合わせることです。
構図によっては被写界深度が浅いため両目のピントが合わないことがあります。そこでどちらか片手にしかピントが合わない場合は、手前の目に合わせます。
手前の目がボケていると、ぼんやりとしてしまりがない印象になりかねません。
ポートレートを撮影する時は部屋の雰囲気が大切です。
写真・動画・収録撮影設備が無料で利用できるお部屋から機材・備品の持ち込みが必要なスペースもあるので、利用の目的に合わせて選択してください。
自然光を利用したスタジオ、ハウススタジオ、フォトスタジオをまとめています。
ポートレート撮影にも利用できるスタジオです。また機材ありのスペースもあります。
最後にFAQ方式で記事のまとめをします。
単焦点カメラと一眼レフカメラとミラーレスカメラです。
あと単焦点レンズです。
4つのやり方に注意してください。
ポートレート撮影に最適なレンタルスペースやハウススタジオをお勧めします。
各種スタジオなど個々に色々な雰囲気や特徴を持っています。