突然ですが、セミナー集客において重要なことは何だと思いますか？
広告媒体？広告内容？もちろん両方重要ですが、それ以前にもっと大切なことがあります。それは、「参加者ファースト」で集客を行うこと
今回は不特定多数の参加者を集めるセミナーから、顔なじみの取引先を集めるセミナーまで、「参加者ファースト」なセミナー集客の基礎とコツについてご紹介していきましょう！
集客というと、とにかく多くの人の目に留まればいい！じゃんじゃん広告を打とう！と考えてしまいがちですが、実はそれでは足りません。
セミナー集客の基礎・コツとして最も重要なのは「参加者ファースト」で考えること。
もっと具体的に言うと、どんな人に向けたセミナーでどんな人に来てほしいかを明確にする、ということです。
例えば集客広告を打つ媒体を決める時、ターゲットが若年層ならSNSなどのWEB媒体、逆に高齢層ならDMなどアナログ媒体が最適解になりますよね。高齢層にアプローチしたいのに、SNSだけで広告を打ってしまったとしたら…きっと思ったような集客はできないと思います。
このようにターゲットにとって見やすい媒体を選択するため、参加者ファーストで考えることは何よりも重要なことです。ちなみに、セミナー集客に使える主な広告媒体は以下の通り。
・Twitter、InstagramなどのSNS
・セミナー情報サイト
・WEB広告
・メール
・DM、FAX
また取引先などのBtoB向けセミナーの場合、誘致したい相手と既に顔なじみ…ということも少なくないと思います。そういう時は直接電話をかけるのも手法の1つです。むしろお互い声を聞いたほうが温度のある対応ができる時もあります。一気に多人数にアプローチできる手法ではありませんが、相手との信頼関係がある程度出来上がっている場合であればぜひおすすめです。
さらに媒体だけでなく、広告内容に関しても参加者ファーストで熟考する必要があります。なぜなら、ターゲットによってほしい情報が変わるからです。あなたのセミナーを受講したことによってどんなメリットがあるか、どんなことを持ち帰ってもらいたいか。要するに、「ターゲットに合った開催概要」を明確にしなければ集客はできません。
他にも、明確にしておきたい項目は以下の通り。
日時：ターゲットとなる参加者が参加しやすい時間帯を選ぶこと
費用：参加者層に合わせた額を設定すること
場所：オフラインの場合は交通アクセスや場所の説明、オンラインなら配信媒体を明記すること
このように、参加者の属性によって見やすい媒体もほしい情報も様々です。どんな集客をするかを考える時は、まず最初に「どうすれば参加者ファーストになるか」から考えてみましょう！
そもそもですが、集客とは「セミナー開催前」だけで完結することなのでしょうか？その答えはNOです。継続的な集客をしていきたいなら、終了後のアフターフォローも忘れず行う必要があります。
具体的にはお礼のメールやDMなど。媒体は参加者に合わせたものを選択すればOKですが、重要なのは「感謝の気持ち」を伝えるとともに「有益な情報」を添えることです。有益な情報とは、セミナーの内容と連動したプラスアルファの学びや、ここでしか得られない情報・プレゼントなど多岐にわたります。
何が参加者にとっての有益な情報となるかは、セミナーの内容や参加者の属性次第。ここでも、「参加者ファースト」を明確にできているかが鍵となってきますね。
参加者ファーストでの集客を考える上でもう1つ必要なポイントがあります。それは、「どこでセミナーを開くか」です。
例えば学生向けのセミナーを開く際、どのような場所を選べば参加者ファーストになるでしょうか？この場合多くは移動の足を持たない学生を呼ぶわけですから、駅近など交通アクセスのいい場所が望ましいですよね。
また遠方から来る人や土地勘のない人を呼ぶなら、大通り沿いやランドマークに近い場所など分かりやすい立地を選ぶ必要があります。
また室内設備に関しても参加者ファーストが求められます。参加人数に合った広さやテーブル・椅子数はもちろん、広い場所ならマイクが使える音響設備が必要な上、遠くからでも見られる大きなモニター・スクリーンも必要です。逆に参加費を抑えたほうがいい場合はむやみに広い場所を選ばず、身の丈にあった広さ・レンタル料金で探すことも大切です。
重要なのは、どんな場所を選べば参加者のためになるかを考えること。来やすさやセミナーの受けやすさなどをしっかり考慮して条件を決めていきましょう。
また条件さえ決まっていれば、レンタルスペースポータルサイトの条件検索で簡単にいい場所を探せるというメリットもあります。
「探す前に、どんなスペースがあるかとりあえず見てみたい！」という方には、おすすめのセミナースペースをピックアップしてみました。写真・設備説明つきでイメージがわきやすくなっているので、ぜひ眺めて考えてみてください♪
「参加者ファースト」で集客を行うことです。例えば高齢層を集めたいのに、SNSで広告を打ったとしたら恐らくあまり見てもらえません。またターゲット層のほしい情報、ターゲット層にとって有用な情報を発信しなければ興味を持ってもらうこともできません。
このように、集客を考える際はどんな人に来てほしいか、どんな人に向けたセミナーかを明確にしておくことが重要です。
「セミナーをどこで開くか」も重要です。例えばターゲットが学生の場合、公共交通機関で移動する場合がほとんどなので駅近を選ぶ必要があります。また土地勘のない人が多い場合は分かりやすい場所のほうが好まれやすくなります。
どんな場所を選べば集客しやすくなるか、「参加者ファースト」で考えていきましょう。
こうした条件がしっかり明確になっていれば、レンタルスペースポータルサイトでの条件検索もしやすくなるのでよりスムーズに会場を探せるようにもなります。