クロマキー合成という言葉は聞き覚えはあるでしょうか?
テレビなどで見た事があるという人も多いでしょう。
本記事は、クロマキー合成のこと、撮影に必要なもの、撮影のコツや場所などを紹介していきます。
クロマキー合成とはキーイングと呼ばれている切り抜き合成の一種です。
特定の色の成分から映像の一部を透明にして、そこに別の映像を合成する技術のことを示します。
クロマキー合成を使用されている例としましては、テレビの天気予報が浮かぶかと思いますが、最近は動画撮影や実況者の間でも使用されていることが多いです。
クロマキー撮影をするためにも欠かせないものです。
選ぶ際は、ある程度の大きさのグリーンバックが必要です。
大きければ大きい分、編集やキーイングが楽になります。
ただし、自宅に広いスペースが無いと、あまりに大きなグリーンバックは設置できない場合があります。
設置する部屋の広さにより、どの位の大きさのサイズのグリーンバックを買うかを検討する必要があります。
撮影用のカメラですが、日ごろから使用している撮影用のカメラがあれば、そのまま使用しても問題ありません。
事前に被写体の動きなどを撮影し、どれほどのシャッタースピードなら綺麗にキーイングができるかを本番の前に実験をしておくと良いです。
クロマキー合成では、合成後のイメージに合うように、照明を当てる必要があります。
照明は柔らかい光源を使用すると良いです。
クロマキー合成ソフトは、クロマキーを採用した動画編集ソフトです。
主に動画内の特定の色の分離や除去、置換などができます。
クロマキー撮影のコツとは
きれいに合成するには下記の一覧に気を付ける必要があります。
・スクリーン
・服装
・照明の明るさ
・カメラワーク
スクリーン
たるみやシワが出ないように調整します。たるみやシワがあるとその部分に強い影が発生し、キーイングが難しくなります。
服装
グリーンスクリーンで撮影する場合は、被写体に緑の服を着せるのは禁止です。キーイングの時に背景と服が同化してしまいます。
また眼鏡や時計など、反射しやすいアクセサリーもダメです。
撮影する時は緑とは遠い色の服を選ぶと良いです。
照明の明るさ
グリーンスクリーンの撮影時は照明を強くし過ぎないように気を付けます。
明かりの度合いが過ぎるとグリーンが返照し、被写体にかかってしまいスクリーンの明るさにムラが発生し、キーイングの失敗に繋がります。
グリーンスクリーンの全てを均一に照らすことが大切です。
カメラワーク
カメラワークは出来る限り必要最低限の動きで撮影を行うのが理想です。しかし映像の構成上動かさないで撮影できる場合の方が少ない可能性があります。
もしもカメラを動かす場合は背景や床等にトラッキングマークを配置して下さい。
また。シャッターのスピードも早めにするなどして被写体にブレが出ないようにすることが望ましいです。
「クロマキー撮影はやってみたいけれど、一からカメラや照明(ライト)などの機材を用意したり、大きいグリーンバックを自宅に置くスペースがない」
「自宅では色々と事情があって撮影するのが難しい」
という方にはレンタルスペースを利用することをお勧めします。
レンタルスペースのことを知りたい方はレンタルスペースポータルサイト「くーある」をご覧下さい。
クロマキー撮影や映像製作ができるレンタルスペースをまとめています。
1.撮影するのに理想的な環境である
自宅で撮影すると、家族の声が気になるということがあります。
一方レンタルスペースは雑音などがせずに静かなので、周囲のことを気にせずに撮影することができます。
2.機材が完備されている
機材やカメラが用意されているレンタルスペースを選べば、機材を持ち込む必要はなく撮影を始められます。
事前準備をしなくても良いので、気軽に撮影ができるのがメリットです。
1.利用時間に限りがある
レンタルスペースの利用には制限時間があるということです。
編集を前提とする撮影で、思いのほか撮影に時間がかかってしまったということは良くあります。
思わぬトラブルでやり直しを重ね、撮影時間が足りなくなることがあります。時間に余裕を持ちレンタルすることをお勧めします。
2,利便性が違ってくる
レンタルスペースによっては利便性に違いがあることです。
具体的には機材が揃っていない、周囲の音が気になるといった事です。
逆に撮影できるスペースや機材を持っている場合は、レンタルスペースを借りるメリットは少ないでしょう
アクセスの良さもレンタルスペースを選ぶ上で大切です。
レンタルスペースが家や駅から離れていると行くだけで一苦労です。
できるだけ利用しやすいレンタルスペースを借りることを推奨します。
撮影する内容によっては、追加で機材を持参したいと考えることもあるでしょう。
レンタルスペースによっては機材の持参ができないという所もあります。
追加機材の持参ができるかは、確認した方が良いです。
アクセスの確認と、機材の確認をした上でご自身に最適のスペースをお選びください。