コロナ禍で外に気軽に買い物に行けなくなった今、
法人個人問わずネットショッピング、フリマサイトで商品を販売する時代になりました。
こういう時、商品が「売れる」写真が撮れたらなあ…と思うこと、ありませんか?
「商品撮影なんてプロのカメラマンの仕事でしょ?」
「素人に物撮りなんて無理じゃない?」
とんでもない!そんなことありません。
動画ですら個人で撮影できる時代なんです。
商品撮影・物撮りだって、コツやポイントを押さえればプロでなくてもできちゃいます!
そこで今回は商品撮影、物取りに必要な機材・コツを解説、
さらにオススメの撮影場所についてもご紹介していきます!
とにもかくにも、まずは機材を揃えていきましょう。
「機材なんて高そう…用意できるかな?」と身構えなくてもOKです。
安価に手に入るものから自作できるものまでご紹介していきます。
商品撮影・物撮りでは照明器具が重要なアイテムとなります。
価格・スペックはピンキリですが、慣れないうちは扱いやすいLEDがオススメです。
また光の角度、強弱を調整するレフ板も必要です。
逆光など光の当たり具合で出来た影をレフ板で照らすことで、
被写体をより美しく見せることができます。
専用のものも販売されていますが、ホームセンターにある材料で自作することもできますよ。
撮影ですから、何と言ってもカメラがなければ始まりません。
カメラも照明同様ピンキリですが、今回こだわりたいのはレンズのほうです。
レンズにこだわる理由は単に「綺麗に、おしゃれに撮るため」というのもありますが、
商品撮影をするのであれば
こうしたことも重視しなくてはいけません。
近接距離で撮影した時に出るパースの歪みを押さえたいなら標準ズームレンズ、
細部まで見えるように撮りたいならマクロレンズなど、
状況やコンセプトによってレンズを使い分けるようにしましょう。
「照明器具もレンズも、そんな高いものすぐに用意できない!」
という場合は、100均に行ってみてください。
例えば白い紙を購入して、撮りたい物を置いてスマホ等で撮影すれば
紙が光を反射してくれるので明るく綺麗な写真が撮れます。
何ならレフ板を手作りできる材料だって揃えられます。
カメラやレンズもすぐに揃わなければスマホでもOKです。
最近のスマホであれば画質はもちろん、
ピント調整など様々な機能がついているので工夫を凝らした写真が撮れます。
良い機材を揃えることももちろん大事ですが、
工夫次第で安く・簡単に機材を揃えることもできますよ。
機材が揃ったら、次は撮影のコツを見ていきましょう。
プロも使っているテクニック、コツを先に知ることで、
この後の作業もグッとやりやすくなっていきますよ。
1つ目のテクニックは「光」の当て方です。
写真撮影をするときの光の当て方は3種類あり、
どのように光を当てるかで印象がガラリと変わってきます。
まず順光。
順光とは被写体に正面から直接光を当てる技法です。
画像の通り被写体がハッキリ写し出されるので、
商品の形状や状態を正確に伝えたいときにオススメです。
光の角度が真正面に限られる、光が弱くては意味がないなどの理由から
自然光よりも照明器具の方が望ましい技法でもあります。
次にサイド光です。
サイド光は読んで字の如く横から光を当てる技法です。
順光のように被写体全体がハッキリ見えるわけではありませんが、
陰影がハッキリ出てより立体感のある写真に仕上がります。
コンセプトに合わせて、窓から差し込む自然光を使えばとても雰囲気が出ますよ。
照明設備も用意しなくて良いので、一石二鳥ですね!
最後は逆光です。
逆光は被写体の後ろから光を当てる技法で、
順光・サイド光よりも柔らかな雰囲気を出すことができます。
サイド光もそうですが、雰囲気や世界観を大事にしたい場合にオススメの技法ですね。
自然光を使って長い影を作りながら…というのも良いかもしれません。
ただし、被写体が暗くなりすぎてしまわないよう注意する必要があります。
次に重要なのが世界観を作ることです。
要するに小物やサブアイテムを置くことで世界観やストーリー性を出そう、ということです。
ただし、こちらも光の当て方と同様にコンセプトに応じて考える必要があります。
「しっかり雰囲気を出したい!」という時は小物をふんだんに使って世界観を作り込みましょう。
写真のように、メインの被写体と同系色のサブアイテムを置くと全体がまとまって美しく見えます。
また、この画像は背景に人が見切れていますが
「彼に手作りのバレンタインプレゼント」
「親友の誕生日プレゼント」
などなど、一緒に写す物・人によってストーリー性を持たせることもできます。
ちなみに一緒に置く小物やサブアイテムは100均でも十二分に用意可能です。
対して、商品を「日用品」として紹介したい場合はあえて世界観を作りすぎず
家にいるような温かい雰囲気を作りましょう。
この画像は小物が少なくてシンプルですが、
「休日にラテアートを作って、スマホを見ながら一服しようかな」
といったストーリー性も見えてきます。
商品撮影・物撮りのコツは「光」と「世界観」でしたね。
しかし!
この2つのコツを最大限生かすためには撮影場所の選定も重要です。
光、世界観、ともに「場所がどんなところであるか」に依存しますよね。
自然光を使いたければどんな窓がどの方角についているかが鍵になるし、
世界観を演出するためには小物だけでなく部屋の内装・背景がどんなものかも重要になります。
であれば撮影前に、
このような場所を選ばなければいけません。
とはいえ撮影に慣れていないと
「そんな場所どうやって探せばいいの?」
「商品撮影しやすい場所ってどんな場所?」
なんて迷ってしまいますよね。そんな時にはレンタルスペースがオススメです!
レンタルスペースは単に会議、集会での利用だけでなく
撮影利用が可能、いえむしろ撮影に適したスペースも少なくありません。
またネット環境のあるレンタルスペースも多いので
その場でPCをネットに繋いで編集できる…といった嬉しいオマケ付きの場所もあります。
全国各地のレンタルスペースを検索できるレンタルスペースポータルサイト「くーある」では
エリア、用途、使用日時、そして料金など条件を設定して、
自分に合ったスペースを予約できます。
ぜひ一度探してみてください…とはいえ、いきなり条件を指定してください!と言われても
どんな条件が良いかいまいちピンと来ないかもしれません。
なので、今回は商品撮影・物撮りに適したスペースをまとめてご紹介します!
まずご紹介するのは「物撮りに使えるレンタルスペース」です。
写真撮影を前提としたスペースが多いため、
自然光はもちろん照明設備まで整っているのが特徴です。
単色系のシンプルなスペースから雰囲気たっぷりの独特な内装のスペースまで、
ありとあらゆる世界観が作れるのも嬉しいですね。
「物撮りに使えるレンタルスペース」はこちらの記事へ↓↓↓
次にご紹介するのは「写真撮影に利用できるレンタルスペース」です。
「さっきの物撮りと何が違うの??」と思われたかもしれません。
基本的な設備(照明・内装など)の特徴は同じですが、
こちらは人物撮影も視野に入れているので比較的広くて多目的なスペースが多いです。
先ほど「雰囲気作り」に挙げた小物やレフ板や自前の照明器具などの機材など、
いろいろ持ち込んでの撮影となるとこうした広めのスペースのほうがやりやすいですよね。
「写真撮影で利用できるレンタルスペース」はこちらの記事へ↓↓↓
「商品撮影」となると、もちろん撮った写真は商用利用を目的としたものになります。
しかしレンタルスペースの中には
などなどといった利用規約があるところもあります。
あらぬトラブルを防ぐためにも、
あらかじめ商用利用可かどうか利用規約を確認しておきましょう。
「いちいち確認するのは面倒臭い…」という方はこちらの記事へ↓↓↓
いいレンタルスペースが見つかったら、早めに予約を取りましょう。
各レンタルスペース紹介ページから予約へ進むことができます。
また、紹介ページでは利用規約、料金、スペース内の紹介画像、
そして過去に利用された方々の口コミレビューも無料で閲覧することができます。
せっかく「いい場所見つけた!」と思っても、あんまり人気が無いようだとちょっと怖いですよね。
慣れないうちは特に、レビューの内容・人気度はしっかり確認しておきましょう。
最後に、使い方について不明点がある際は
こちらにヘルプページが用意されていますので、活用してくださいね。
いかがでしたか?
皆さんもしっかりコツを押さえて、商品撮影・物撮りに挑戦してみましょう!
物撮りに使えるレンタルスペースでご紹介しています。自然光や照明設備などの設備が整ったスペースをご紹介しています
写真撮影で利用できるレンタルスペースでご紹介しています。撮影スタジオのような設備ではなく、簡単な設備で本格的な撮影ができる場所など、色々な会場をご紹介しています。
全てのスペースが商用利用可能というわけではありません。
利用規約をよくご確認下さい。商用利用可のレンタルスペースでは、商用利用の撮影が可能なスペースをご紹介しています。