人を集めて何かを教えたり体験談を話したりする場・セミナー。
講習会、講演会とも呼ばれるこのイベント、
もちろんセミナー講師というプロが行う場合も多いですが
実は結構「顧客向けセミナー」「社員研修セミナー」なんかだと一般の会社員、または社内の方が行うことも少なくない…
というか「実際に任された!」という方も多いんじゃないでしょうか?
しかし!
「とにかく台本通りに進行すればいいんじゃない?」
なんて甘く考えてたら大失敗しちゃうかも…!?
ということで今回は、
★今回のポイント
・セミナーが大失敗に終わるとどうなる?
・成功するセミナーの進め方
・セミナーを成功させるためにおすすめの場所は?
についてご紹介していきます!
セミナーは人前に出て1人で話さなければならない場。
慣れていない人にとっては「人前で話す」こと自体が既に大きなハードルなので、
「緊張して頭が真っ白にならないように台本を作っておこう!」
「トチらないように台本をしっかり頭に入れておこう」
といった準備をされると思います。
しかし!
残念ながらそれだけではダメなんです。
なぜなら、セミナーをする上で重要なのはトチらず話すことではなく
「伝えたいことを伝わりやすいように伝える」ことだからです。
せっかく来てくれた参加者に
「結局何が言いたいのか分からない…」
「ちゃんと聞いてるのに全然頭に入ってこない!」
と思われてしまうと、途中退席されたり居眠りされてしまったり、
アンケートがある場合は低評価になってしまったり…。
また次回以降もセミナーを行う場合は
最初に「つまらない」と思われてしまえば次回は来てくれない可能性が高くなります。
次回開催時には「参加者0人でした!」なんてことになったら、
主催者や上司に落胆されてしまい自分の評価にも悪影響が及びますし、
何よりめっちゃショックですよね。
このように、「セミナーを成功させる」というのは
ただスラスラ話せばそれでOK、というわけではないのです。
セミナーはただ話していればいいわけではなく、
伝えたいことを伝わりやすく伝えることが重要だと言いました。
ではどうすればそんなセミナーにできるんでしょうか?
それには、ただ話すことを用意するだけではなく
進め方のポイントを押さえておくことが大切になってきます!
ここからはどうすればいいセミナーになるのか、
進め方のポイントを3つ挙げてご紹介していきましょう。
まず一番重要なポイントは、聞き手に分かりやすいように話を組み立てることです。
せっかく人を集めて話を聞いてもらうからには、
・何が言いたいのか、何を伝えたいのか
・このセミナーを通してどんな目的を達成したいのか
などといった「結論」「ゴール」が明確になっていなければ意味がありません。
セミナーを任された!と張り切って
「あれも大事!これも大事!」と何でもかんでも盛り込んでしまうと、
結局何がしたかったのか、何が言いたかったのかがボヤケてしまいます。
1話完結のドラマやアニメなんかもそうですよね。
1話のうちにやりたいことを1つに絞って描かなければまとまりがなくなるので、
「なんかつまんない」と思われてチャンネルを変えられちゃいます。
コレ!というゴールやテーマを1つ決めて、
それに向かってストーリーを作るように起承転結で話を組み立てるようにしましょう。
話の内容はもちろんですが、その内容を飽きないように聞かせる話し方も重要ポイントです。
いくらいいこと、もっともらしいことを言っていても、
ブスッとした表情でヌボ〜っと突っ立ってボソボソ喋ってる人の言うことなんてあんまり聞きたくないですよね。
聞きやすく、かつ飽きさせないように話すには
★聞きやすくて飽きさせない話し方
・内容に応じて表情豊かに
・身振り手振りのジェスチャーを交える
・口を縦に開けて、ハッキリ滑舌良く
・「えー」「あのー」禁止
これらのポイントを押さえるように意識しましょう。
「そんなの難しいよ!」
「どう練習したらそんなことできるようになるの?」
という方は、カメラやスマホで自分が話しているところを撮影して見てみるのがおすすめです。
最初は恥ずかしくてとても見てられない・聞いてられないかもしれませんが、
客観的に見ることで自分の立ち姿や話し方のクセがハッキリ分かるので
どこをどう直せばいいか一発で分かります。
上手に話せるようになる一番の近道なので、ぜひやってみましょう。
内容、話し方のポイントを押さえたら、最後は参加者を巻き込んで進行してみましょう。
残念ながら、どんなに内容や話し方が良くても全員が興味津々で聞いてくれるとは限りません。
また2時間以上など長丁場のセミナーの場合は、
いくら興味があってもただ聞くだけだとさすがに退屈になってきます。
そんなときに頼りになるのが「グループワーク」といった
参加者に文字通り参加してもらう進め方です。
どちらにしても参加者が「自分で考える」「自ら発言する」というステップを踏むことで、
単に飽きないだけでなくセミナーの内容が頭に定着しやすくなるというメリットもあります。
ここまで、実地開催でのセミナーについてお話してきました。
が、昨今増えつつあるオンラインセミナーのことも忘れてはいけません。
オンライン開催は場所や日時を問わずセミナーが開ける・受けられるというのが大きなメリットですよね。
またネット環境とPCさえあればできるので、
従来のセミナーをオンライン開催に切り替えた…という人も少なくないと思います。
そんなオンラインセミナー、ネット上といえど成功させる進め方のポイントは実地開催と同様です。
ちょっとおさらいしてみましょう。
★セミナーを成功させる進め方のポイント
・結論、ゴールを1つに絞って分かりやすく話を組み立てる
・表情、ジェスチャー、滑舌などを意識して聞きやすく飽きさせない話し方をする
・グループワークで参加者に参加してもらう
この3つをオンラインでも押さえればOKです。
が、しかし…
「オンラインでグループワークってできなくない?」
普通はそう思いますよね。
しかし!オンライン会議システム・Zoomには「ブレイクアウトルーム機能」というのがあって、
大人数いる参加者を好きにグループ分けすることができるんです。
グループ内での会話は他のグループには聞こえず、主催者にしか聞こえないので
通常のセミナーでのグループワークと同じように進行することができます。
これならオンライン開催でも、進め方のポイントを押さえながら進行できますね。
ここまでセミナーの進め方のポイントをご紹介してきましたが、
実はセミナーを成功させる要素は進め方だけではありません。
会場となる場所選びもめちゃくちゃ大事な要素なんです!
とはいえ、大きな会場を貸し切るのはお金がかかるし、
アクセスの悪い場所や分かりにくい場所だと「行くのめんどくさい」なんて言われかねません。
そんなときにおすすめなのがレンタルスペースです!
セミナー会場としてレンタルスペースを利用するメリットは…
★レンタルスペースを利用するメリット
・大きな会場でも比較的安く借りられる!
・30分単位で必要な分だけ借りられるので予算を押さえられる!
・駅近、駅中などアクセスがよく分かりやすい場所を借りられる!
・モニターやプロジェクター、ホワイトボードや音響など設備が整っている!
ざっと挙げてもこれだけたくさん!
が、「オンライン開催だったら場所はどこでもいいんじゃない?」とお思いのそこのあなた!
確かにオンラインはネット環境さえあれば場所を選びませんが
背景が散らかった自宅だったり、慌ただしい事務所内だったらどうでしょう?
話し手も聞き手も落ち着いてセミナーに集中できないですよね。
そんなときは少人数で利用できる小さめのレンタルスペースがおすすめです!
セミナー・講習会・講演会で利用できるレンタルスペースまとめでも
少人数スペースを多数ピックアップしています。
個室貸切や防音設備など、落ち着いてセミナーを進行するにはこの上ない環境です。
また、内装がおしゃれなスペースも多いので、後ろに写り込んでもまったく遜色ありません。
さらにモニターやホワイトボードなどのセミナーに使えそうな設備がありながら
レンタル料金が1時間100円程度とコスパ的にも控えめに言って最高です。
参加者に「何が言いたいか分からない!」「内容が頭に入ってこない」と思われてしまうと、
途中退席されたりアンケートで低評価にされたりする恐れがあります。
また、つまらないと思われてしまえば次回は来てもらえなくなり、
主催者や上司からの評価が悪くなってしまうかもしれません。
進め方のポイントは
①分かりやすいように話を組み立てるべし
②聞きやすくて飽きない話し方を心がけよう
③グループワークで参加者を巻き込もう
さらに、会場選びの際にアクセスのいい場所や設備の整った場所を選ぶことも重要です。
オンライン開催の場合も集中して話ができる個室貸切空間が必要になるので、
安くて使いやすいセミナー・講習会・講演会で利用できるレンタルスペースを活用してセミナーを円滑に進行しましょう。
セミナーを開くからには、参加した方に
「勉強になった!」
「ためになった!」
「また来たい!」
と思ってもらえるものにしなければいけません。
そのためにはただ淡々と進行するのではなく、
今回紹介した進め方のポイントをしっかり押さえて実り多いセミナーを開催しましょう!