近年、誰もが動画投稿サイトを見るようになり、
同時に誰でも動画作成・投稿が気軽にできる時代になりましたね。
未経験者・初心者でも
「会社の宣伝のためにPVを作るぞ!」
「業者や代理店に頼まずに自主制作PVを作りたい!」
という方も増えてきたのではないでしょうか?
とは言え
「何から手を付けたらいいか分からない…」
という方も多いと思います。
そこで今回は
について解説していきたいと思います!
「PV」とは、「プロモーションビデオ」の略称です。
読んで字のごとく、「宣伝用の動画」ということですね。
知ってもらいたい、あるいは買ってもらいたい
商品やサービス等を宣伝するためのものを指しています。
PVは言わずもがな「動画」なので、
写真だけ、音声だけよりも格段に伝えられる情報量が多いのが特徴です。
特に商品を売り込みたい場合は
「使い方が分かりやすい」
「これなら自分にも使えるかも」
「こんな風に使いこなしたい」
などなど、「動き」を駆使することで見る人の心に響くものが作れます。
また、動きだけでなく「雰囲気」も伝わりやすくなります。
和気あいあいとした雰囲気、ピリッと張り詰めた雰囲気…
写真1枚ではなかなか演出しづらい雰囲気、空気感も動画であれば分かりやすく伝えられます。
どうせPVを撮るのであれば、こうしたメリットを最大限活用したいですね。
それでは早速PV撮影…いやいや、その前に事前準備をしておきましょう!
事前準備とは
このようなことを指します。
特に企画や場所は最初にしっかり決めておかないと、後々の工程に大きく影響してきます。
次から解説していきますのできっちり考えていきましょう。
ではまず最初に「企画」を考えていきましょう!
企画内容は今後の工程すべての方向性を決定する重要なものなので、
一番最初にしっかり決めておかなければいけません。
と言っても初めてだと
「でも何をどう決めていけばいいの?」と戸惑ってしまいますよね。
そういう時は、とりあえずこの2つを作っていきましょう。
それぞれ解説していきますね。
何を決めたら良いか分からない時はまず「制作目的」を考えましょう。
PVの制作目的は大きく分けると
この3つに分類されます。
これらをキチンと決めておかないと、
せっかく頑張って作ってもあらぬ結果になってしまう場合があります。
例えば、あるPVを作って動画サイトに公開したとします。
このPVはすごくバズったけれど、会社の売上にあまり変化はありませんでした。
この時、制作目的が「知ってもらう」であればこれで成功ですが、
本当は「買ってもらう」の方だとしたらどうでしょう?成功とは言えませんよね。
このように、PVの制作目的をハッキリ決めておかなければ
動画の「方向性」「落としどころ」にズレが生じてしまいます。
この先の工程にも大きく関わることなので、まず一番に決めておきましょう。
制作目的が決まったら、次は「絵コンテ」を作りましょう。
絵コンテって、アニメの撮影秘話…とかでよく出てきますよね。
実は実写映像の撮影にも必要不可欠なんです。
絵コンテの役割は、シーンごとの演者の動きやカメラワーク、
さらにシーンごとの制作意図を記載したりする、
映像作品の「設計図」と言ってもいいほど重要なものです。
制作目的と同様に、こちらもしっかり作っておかなければ
後がグダグダになってしまいます。
ここまで、すべての方針を決める「企画」を考えてきました。
お次は機材ですが、どんなものを揃えたら良いんでしょうか?1つずつ見ていきましょう!
まず何と言っても必要なのが「カメラ」です。
近年は個人撮影の動画でも非常に高画質なものが多いので、
出来るだけ高画質な、一眼レフやミラーレスなどの良いカメラのほうが望ましいです。
ですが、
「初めてだからお試しでやってみたい」「そんな予算ない!」
という場合であればiPhoneなどのスマホでも大丈夫です。
近年のスマホは画質が良いのはもちろん、
手ブレ補正や明るさ補正がついているものもあり
初心者でも高精細な映像が撮りやすい仕様になっています。
また、スマホ用の手持ち一脚もたくさん販売されています。
むしろこちらのほうが機動的で使いやすいかもしれませんね。
次に必要なのが「編集ソフト」です。
編集ソフトは初心者向けの簡単で機能が少ないものから
上級者向けの高機能なものまで、まさにピンキリです。
特にこれから始めるという初心者の方には
この3つがオススメです。
「iMovie」はMacやiPhoneに、
「Microsoftフォト」はWindowsに初期で入っている無料ソフトです。
機能はそこまで多くありませんが、
最初慣れるためのツールとしてはうってつけです。
またiPhoneで撮影した場合はデータを移し替えずそのまま編集できるのも魅力ですね。
対して「AviUtl」はネット上でダウンロードできる無料ソフトです。
無料でありながら機能が多いのが特徴で、最初は少し難しいかもしれませんが
ユーザーが多い分ネットに使い方解説がいっぱい転がっています。
「しっかりやって慣れていきたい!」
という方には大変オススメのソフトです。
企画が決まり、撮影機材が揃いました。
それではいよいよ撮影場所を探しましょう!
とは言え、後からでも追加・変更できる機材系とは違い、こちらは後から替えが効きません。
なのでしっかり検討してしっかり決めておかなければいけません。
場所選びは初心者にとっては
「どこで撮ったらいい画になるのかな?」「どこなら撮影しても良いんだろう?」
などなど、分からないことだらけで大変だと思います。
しかし、撮影場所は画作りにおいて最も重要な要素である上に、
下手なところで撮影すると無関係の方に迷惑をかける可能性もあります。
より良い動画制作のためにも、問題を未然に防ぐためにも、
場所にはしっかりこだわらなければいけません。
画作りができて、トラブルを未然に防げる場所…
「それってどんな場所なの!?」
始めての方であれば皆そう考えると思います。
そういう方にオススメなのがレンタルスペースです。
「レンタルスペース」というのは、
お部屋などのスペースを時限制で貸してくれるサービスのことです。
一般的には堅苦しい会議に使うようなイメージがありますが、
実は「撮影スタジオ」に使えるおしゃれなレンタルスペースもたくさんあるんです!
レンタルスペースを利用する最大のメリットは
「設備」が整っているから「画作り」「雰囲気作り」がしやすいことです。
レンタルスペースは広くて使いやすい会議室のようなスタジオから、
キッチンや和室、アンティーク系、パンク系の内装が揃った「映える」スタジオまで様々です。
照明設備が整った、まさに撮影向きのスタジオもあります。
このような設備のあるスタジオを借りれば、
初心者でもプロのようにおしゃれな画作りができますよ!
もう1つのメリットは「貸切」にできるから無関係に迷惑がかからないことです。
スタジオ1つを貸し切れば時間内なら他の人は誰も入って来ません。
人が映り込まないように神経を使うこともありませんし、
「動き」のある撮影をして通行人の邪魔になったり怪我をさせてしまうこともないので
万が一のトラブルを未然に防ぐこともできますね。
ここまで撮影スタジオにレンタルスペースを借りるメリットをお伝えしてきました。
では、具体的にはどんなスタジオを借りればいいんでしょうか?
広いところ?設備が多いところ?
初めてだとなかなかイメージが湧きにくいかもしれませんので、
用途に合わせたオススメのレンタルスペースをご紹介していきますね!
「小物や設備を使って独特な雰囲気を演出したい!」
という場合にオススメなのが「レンタルスタジオ」です。
レンタルスタジオは撮影に特化したスペースが多く、
統一感のあるおしゃれな内装、撮影用の小物や設備を備えたスタジオが特徴です。
最初に「PVは雰囲気を伝えやすい」と書きましたが、
初心者ではなかなか作り出せない
「雰囲気」や「映える」空間を最初から作っておいてくれるので
慣れない人ほど取り組みやすい環境だと言えますね。
「レンタルスタジオ」を借りるなら…↓↓↓
「大きな動きを取り入れた映像を撮りたい!」
という場合は「ダンス教室」がオススメです。
ダンス教室はその名の通り「ダンス」を想定して作られたスペースですが、
動きやすく作られているため実は撮影には最適の場所です。
音楽を流すことを想定しているので防音性、音響設備の優れたスタジオが多く、
音楽を流しながら、声を出しながらの撮影に適しています。
さらに照明設備を備えているスタジオも少なくありません。
ムーディーな雰囲気作りにはうってつけのアイテムなので、ぜひ利用したいですね。
「ダンス教室」を借りるなら…↓↓↓
最後にご紹介するのは「白ホリ」の撮影スタジオです。
「白ホリ」とは壁・床に影ができにくくなっている設備のことで、
背景に何も映り込ませたくない時によく使われています。
なかなか初心者が個人で用意するのはハードルが高いですが、その分本格的な撮影ができますよ。
ちなみにホリは「ホリゾント」の略です。
また白ホリ設備だけでなく、雰囲気作りのできる「レンタルスタジオ」のようなスペースや
大きな動きが出来る「ダンス教室」のようなスペースを併設しているスタジオもあります。
1か所借りるだけでいろんな画が撮れたら、すごく楽だし面白い映像にできそうですよね。
白ホリ設備のあるスタジオを借りるなら…↓↓↓
レンタルスペースはあくまで「借り物」なので、
貸してくれる運営者さんが出している「利用規約」や「注意事項」を必ず遵守してください。
土足厳禁、大音量禁止、飲食一切禁止の場合もあります。
レンタルスペースによって注意事項が違うので都度確認しましょう。
「確認事項はどこで確認したらいいの?
「いちいち確認するのちょっとめんどくさいなあ」と思われるかもしれませんが、
レンタルスペースポータルサイト「くーある」にはそうした内容もまとめて掲載しています。
レンタルする際はぜひ目を通してくださいね。
いかがでしたか?
何をするにも始めは分からないことばかり。
だからこそ最初の準備や機材・場所選びはしっかりこだわりたいですよね。
皆さんもぜひ準備を万全にして、PV撮影に挑戦してみてください!
次の5点を意識しましょう①PVは「動き」と「雰囲気」を伝えやすい広告ツール②企画段階では「制作目的」「絵コンテ」をしっかり考えよう③機材は初心者用でもOK④撮影場所は「レンタルスペース」がオススメ!⑤レンタルする際は利用規約・注意事項をしっかり守ろう
「雰囲気」や「映える」空間を最初から作っておいてくれるレンタルスタジオがおすすめです
防音性、音響設備の優れたスタジオでの撮影がおすすめです。ダンス教室が開催できるレンタルスペースでご紹介しています。
本格的な撮影がしたいなら「白ホリ・ホリゾントの撮影スタジオ・レンタルスペース」での検索がおすすめです