「お客さんは来てるのに、思ったほど儲かってない…」
レンタルスペース運営をしている方の中には、こんなお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
実は、レンタルスペースは利用者がいればいいわけではなく稼働率を上げなければいけないビジネスなんです。
今回は「そもそも稼働率って何?どうやって出すの?」という基本的な疑問から「どうやって稼働率を上げるの?」といった実践的な部分まで、利益を増やすために知っておきたいレンタルスペース稼働率のいろはを解説していきます!
レンタルスペースの稼働率とは「スペース営業時間のうち、どのくらい予約が入っているか」をあらわした数字です。
レンタルスペースを運営するにあたって、利用者が来るかどうかは何より重要なポイントですが、中には「利用者は来てるんだけど、なぜか思ったほど儲からないんだよな〜」というオーナーさんもいます。
それもそのはず、レンタルスペースは1日貸しが基本の宿泊施設とは違い、30分や1時間単位の時間貸しシステムです。もし毎日利用者が来ていたとしても、1組につき30分しか使ってくれなかったら大した儲けにはなりませんよね。
したがって「毎日利用者が来てるから繁盛してる!」と感覚的に判断せず、キチンと稼働率を算出して戦略を練る必要があるんです。
では実際に稼働率を算出してみましょう。例として、1スペースあたりの月間稼働率を出してみます。必要な情報は以下の3つ。
①1日の営業時間(分単位)
②月間の営業日数
③月間の稼働時間(予約が入った時間・分単位)
この3つを式にすると…
この計算方法を応用すれば、
★休日と平日の稼働率の差
★時間帯による稼働率の差
★季節やイベント(クリスマス等)による稼働率の変化
なども算出できます。
これらを明確にすることでどうなるかというと「適正なレンタル料金の設定」が出来るようになります。
当然ですが料金が高すぎると稼働率は下がるし、安すぎると稼働率は上がるものの利益が出ませんよね。
レンタルスペース運営を続けていくなら、単に利用者を呼ぶ・増やすだけでなく料金と稼働率のちょうどいいバランスを取ることも重要です。そのためにも、稼働率の算出は絶対欠かせません。
とはいえ、バランスのとれた価格にしていればそれでOK…というわけでもありません。こうした基本を押さえた上で、稼働率を上げる工夫も必要です。
稼働率を上げるために重要なのはスペースそのものの質。一度利用した方に「また利用したい」と思ってもらえる空間づくりが大切です。
まずしっかりこだわりたいのが「内装のキレイさ」。
特にイベント・パーティースペースの場合、壁紙やカーペット、家具やその他備品のデザイン性が高ければ高いほど利用者への訴求効果はバツグンです。
また、デザイン的なキレイさと同様に重要なのが清潔さ。特にコロナ禍以降、共用物の清潔さを重視する人は増えています。掃除、整理整頓の行き届いたスペースでなければリピーターはつかないと思ったほうがいいでしょう。
もう1つ重要なのが「ストレスなく使えるかどうか」。
スペースをキレイに保つためには、利用者にも節度ある使い方、また退去時の清掃をお願いしなければなりません。
しかし利用者からすると、清掃しろ!と言われても掃除道具・ゴミ箱の場所が分かりづらいと探す手間が面倒ですし、キレイにしろ!と言われてもキレイの基準は人それぞれです。どこに掃除道具があるのか、どのように清掃すればいいのか等分かりやすいようにしておきましょう。
利用者に作業負担をお願いする以上、ストレスなく作業ができる環境を整えておくのはマストです。
稼働率を上げる工夫について「もっと詳しく、専門家に教わりたい!」「実際に高稼働してるスペースオーナーの話が聞きたい!」という方には、レンタルスペースポータルサイト「くーある」がオススメです。
「ポータルサイトって、情報を掲載して集客するためのサイトでしょ?」と言われれば確かにそうですが、くーあるのサービスはそれだけではありません。
プロによる運営・集客のサポート、売上トップクラススペースの運営方法の情報共有等、これから始める方や売上が伸び悩んでいる方へのサポート体制も充実しているんです。
またスペース紹介ページも「概要」「アクセス」「料金」「設備」「利用規約」と利用者が知りたい情報をすべて見やすく掲載できるようになっており、ストレスフリーで良質なスペース作りにも貢献しています。
サービス使用料は初期費用・月額料金・掲載料すべて0円なので、気軽に始められるのも嬉しいポイントです。
稼働率は「稼働時間÷(営業時間×営業日数)×100」で求められます。
レンタルスペースは時間貸しのため、毎日利用者が来ていたとしても稼働時間が短ければ利益になりません。
稼働率を知ればスペースが実際に繁盛しているかが分かるだけでなく、安すぎず高すぎない「適正なレンタル料金の設定」にも大いに役立ちます。
スペースそのものの質が非常に大切です。デザインや清潔さといった「内装のキレイさ」はもちろん、掃除道具や方法を明らかにすることで「ストレスなく使える」点も重要です。
実際にスペース運営のプロや売上トップクラスオーナーが実践している手法については、レンタルスペースポータルサイト「くーある」でもご紹介しています。