シェアリングエコノミーの代表的存在として近年注目を集める「レンタルスペース」ビジネス。
しかし開業スペースが増える一方で、
「近所にできたレンタルスペースにお客さんを取られちゃった!」
「レンタルスペースがあることを認知してもらえてない…」
などなど、集客に苦慮するスペースオーナー様も多いのではないでしょうか?
そこで今回は…
オススメのレンタルスペース集客方法
他のスペースに埋もれないようにするコツ
についてご紹介していきましょう!
レンタルスペースに集客する方法は、主に以下の4つが主流です。
①チラシのポスティング
②自社サイト、SNSでの宣伝
③ポータルサイトへの掲載
④代行業者へ依頼
4つもあると「この中でどの方法が一番いいの?」と思った方も多いでしょう。
単刀直入に言うと、ポータルサイトへの掲載が一番オススメです。なぜなら、集客力が圧倒的に強いからです。
例えばポスティングの場合、周辺地域の人を狙い撃ちして訴求できるとはいえ少数にしか宣伝できずその分集客力は弱めです。対してポータルサイトなら世界中の人の目に触れるので、近隣はもちろん遠方からの集客も見込めます。
また自社サイト・SNSの場合うまく検索エンジンにひっかからないと誰の目にも触れない恐れがありますが、ポータルサイトは条件検索にひっかかればほぼ確実に利用者の目に触れます。
そもそもポータルサイトは閲覧している人全員が「レンタルスペースを借りたいと思っている人」です。借りたいと思っているか分からない不特定多数に訴求するより、はるかに効率的ですよね。
さらにポータルサイトには予約システムも搭載されているため、予約管理も非常に簡単です。
予約ミスでダブルブッキング等が起こると信用を失ってしまい、正直集客どころではありません。ミスを防止し、かつ大変な予約管理から開放されるなんて、これ以上のメリットはないといえますね。
とはいえ、ポータルサイト集客も100%万能なわけでもありません。1つ、大きな欠点が存在します。
それは、大量にあるレンタルスペースの中に埋もれてしまう恐れがあること。
ポータルサイトでは利用者に分かりやすいよう、紹介ページの構成・フォーマットが決められています。
例えば、
①紹介写真
②概要
③アクセス
④料金
⑤設備
⑤口コミ
⑥禁止事項・キャンセル規定
こんなふうに。
要するに「型にはめられた状態」なわけです。この状態でスペースの独自性・個性を打ち出していかなければならないのですが、正直言って普通の内容ではほぼ確実に埋もれてしまいます。
利用者に
「どれも同じに見えるなあ」
「何が違うのか分かんない」
と思われてしまったら終わりです。ポータルサイトで集客する際は、あなたのスペースにしかない特色を打ち出して他と差別化することが絶対条件になると言えます。
しかし差別化する…と言っても、何でもOKなわけではありません。
利益を出していかなければならない以上過度な値下げは自分の首を締めることになりかねませんし、付加価値をつけるために人件費や管理費を増やしては意味がありません。
そこでここからは、ポータルサイト内で埋もれずに集客する紹介ページ作成のコツについてご紹介していきましょう。
キーワードは「利用者目線」です。
利用者がレンタルスペースを選ぶ際、まず最初に判断材料にするもの。それは言うまでもなく室内の写真です。
では室内の写真を撮影するにあたって、最も重要なことは何でしょうか?
写真の画質?明度?もちろんキレイに見える工夫は必要ですが、それだけでは足りません。
考えてもみてください。もしあなたが利用者だとして、紹介ページに家具・備品がまったくないガランとした部屋の写真しか載っていなかったら…イマイチ利用イメージがわきませんよね。
居住用の物件を選ぶときも室内の写真は家具のない部屋のものですが、それだけでは実際に住みやすいかどうか判断しにくいと思います。
だから内見をするわけですが…残念ながらレンタルスペースを借りるのにいちいち内見なんてしてられません。
そこで重要なのが「実際に利用したらどんな感じになるか」をイメージさせる写真づくりです。
具体例を挙げると…
貸し会議室→テーブルと椅子を並べる、ノートPCを置く、プロジェクターを起動する
パーティールーム→ソファやクッションを置く、お皿や卓上調理器具、パーティーグッズを並べる
このように、利用者が自宅・会社に居ながらにして具体的な利用イメージができるよう工夫しておきましょう。
利用者にレンタルスペースを訪れてもらうために、地図の貼付等アクセスの明記は大切です。
Google Map等分かりやすい地図と、「○○駅から徒歩○分」といったイメージしやすい距離表示があればOK……だと思ってませんか?もちろんどちらも必要不可欠ですが、実はもう1つ大切な要素があります。
それは「実際に訪れた際どんなメリットがあるか」をイメージさせることです。
例えば…
「○○駅から徒歩10秒!地下通路からアクセスできるので雨天時も安心です」
「ヨ○バシカメラのすぐ隣!一発で見つけられる分かりやすい立地です」
「階下がコンビニなのでご飯の買い出しもスムーズです」
駅や街中から遠い場合は駐車場の広さや幹線道路からのアクセス等をアピールするのも良いですね。
最後に忘れてはならないのが設備情報です。
レンタルスペースを利用する醍醐味は単に場所を借りることだけではありません。「簡単には用意できない設備を借りる」ことも重要な要素です。
会議やプレゼンならプロジェクターやモニター、動画・写真撮影なら照明やレフ板、教室・セミナーを開くなら姿見鏡や音響設備等、あるものはしっかり一覧にして明記しておきましょう。
そして、もう1つ絶対に欠かすことのできない要素があります。それは「インターネット回線の通信速度」です。
ビジネス利用でもプライベート利用でも、利用者はほぼ確実にPCやスマホを持ち込んでネット回線を利用するでしょう。そんな時、もし備え付けのネット環境の回線速度が遅かったとしたらどうでしょうか?
パーティーや飲み会なら動画・音楽の再生ができず盛り下がってしまいますし、ビジネスの場合データをクラウドやサーバー上に保管していることもあります。もしそうだとしたら、もう仕事になりませんよね。
ネット回線の速度はレンタルスペース利用者にとって非常に重要な判断材料ですが、利用者自身がその速さを確認してから借りることはできません。
そこで上記のように通信速度の計測結果を表示しておき、安心してスペースを借りられるようフォローしてあげることが重要です。
レンタルスペース業界でオススメの集客方法であるポータルサイト。上記の3つのコツを押さえれば、唯一の欠点である「埋もれてしまうリスク」もかなり回避できるでしょう。
しかしここで気になるのが、掲載料や月額費用といった経費の問題。紹介ページを作ったり予約システムを利用したりしているわけですから、もちろん完全無償というわけではありません。
とはいえ、
「まだ始めたばかりで利益が出てないから、できるだけ費用はかけたくない」
とお考えの方も多いでしょう。
そこでレンタルスペースポータルサイト「くーある」では初期費用・掲載料・月額費用0円での掲載を実現し、成約時のみ手数料が発生するシステムを採用しております。
要するに、掲載に関するスペースオーナー様の持ち出しは一切ない…ということです!
またレンタルスペース運用のプロやトップオーナー様の運営手法を勉強できたり、掲載代行サービスがあったりと特典も盛りだくさん!
初心者の方やこれから始める方には最初の物件選びからアドバイスさせていただきます。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
数ある集客方法の中で最もオススメなのはポータルサイトの活用です。理由は以下の2つ。
①圧倒的に集客力が強い、レンタルスペースを探している人に直に訴求できる
②予約システムを活用すれば予約ミスで信用を失うリスクもなく作業負担も減る
唯一の欠点は他のレンタルスペースに埋もれてしまうリスクがあることです。
徹底的に利用者目線に立ち、以下の3つを抑えましょう。
①室内写真で利用風景を想像させる
②アクセスと訪れるメリットを明示する
③ネット回線速度を含めた設備を明記する