レンタルスペースの開業資金はいくら?思わぬ出費を防ぐ方法も

レンタルスペース開業資金

レンタル・シェア需要の高まりに伴って拡大しているレンタルスペース業界。「空き部屋を活用したい!」「副業として収益を上げたい!」という人も増えています。

しかし、いざ始めてみると…

「え?開業するだけでこんなにお金がかかるの!?」

なんて落とし穴にハマってしまうことも。

そこで今回は、レンタルスペース開業にあたって最低限これだけ知っておけば安心!なお金の話をまとめてご紹介します。

レンタルスペース開業時に用意しておくべき資金とは

1万円札と電卓

昨今「副業としてレンタルスペース運営を始めたい」「余った部屋を使って収益を上げたい」という人が増えていますよね。

レンタルスペース運営の魅力はなんと言っても「少額資金で始めやすい」こと。

同じ不動産系でも居住スペース賃貸の場合、キッチンやバス・トイレ等様々な設備を用意しなくてはなりません。それに対しレンタルスペースは短時間利用なので、最低限の設備だけ揃えればすぐ始められます。

しかし「じゃあ場所だけ用意できればいいんだね!」というわけにもいきません。レンタルスペースといえど、開業前の設備・備品の準備は必要です。

ここを加味せず、開業資金としてスペース用の物件取得費・家賃しか用意していなかった…なんてことになると、後々資金調達に苦労するハメになりかねません。

また十分な設備・備品が整っていないスペースは利用者も集まらず、思ったように収益が上がらないリスクもあります。

レンタルスペースの開業資金とその内訳

お金と会計表

レンタルスペースの開業には、ハコだけでなく設備・備品も重要…と言っても、具体的に何を用意すればいいのでしょうか?また資金はどのくらい必要なのでしょうか?

例として、レンタルスペース業界で最もポピュラーな

★会議室・自習室用
★定員10人程度
★場所は都内

こんなスペースを開業する…と仮定して考えてみましょう。

この場合、賃貸契約するのに家賃の6ヶ月分程が相場です。その上で必要な設備・備品を洗い出してみると…

設備・備品 金額(×個数) 備考
テーブル 10万円×1台 約10人が使えて、脚がガタつきにくいテーブル
チェア 2万円×10脚 背もたれのみのオフィス用チェア
テレビ・モニター 3万円×1台
監視カメラ 20万円 取付工事費込み
スマートキー 2万円 安い鍵だと受け渡しトラブルも増える
無線LAN設備 3万円

設備・備品のみで60万円程かかります。

もし新宿等の繁華街でスペースを出すとなると、取得費・設備備品代込で120万円くらいは見ておきましょう。

ただしあくまでベーシックな設備・備品のみなので、もっと充実した設備にしたいなら空気清浄機やビジネスプリンター等を追加するのも手です。

ちなみにダンスができるスペースなら鏡や防音設備、撮影スペースなら照明設備、パーティースペースならキッチン設備…などなど、コンセプトに応じた追加設備が必要な場合があります。

これらはスペースの場所や広さによって大きく金額が変わるので、専門業者に依頼して見積もりをとるようにしましょう。

こんなはずでは…思わぬ出費を防いで収益を最大にする方法

収益が右肩上がりになっている様子

しかし、レンタルスペースの開業資金として必要なのは物件取得費・設備費用だけではありません。

また、開業前にしっかり計画を立てていればいらなかったはずの出費が発生するケースも少なくありません。

広告費と運営費は0円にできる!

レンタルスペースを運営するなら、ハコや設備費用以外にも広告費や予約システム等の運営費が必要になります。

物件取得費・設備費用の上にさらにお金をかけるなんて…と思われがちですが、レンタルスペースは比較的目立ちにくいジャンルなので広告を打たなければ利用者はやって来ません。

また予約システムも「自分で管理すればいい!」とケチっているといつか予約ミス=ダブルブッキングでトラブルになりかねません。

レンタルスペースポータルサイトくーあるトップ

レンタルスペースポータルサイト「くーある」では、こうした運営上でのお悩みを解決するため、広告掲載・予約システムともに初期費用・契約料0円でサービスを提供しています。

地域は全国に対応、見やすい掲載ページで利用者の集客はもちろん、Googleカレンダーと連携できる予約システムでスケジュール管理も高効率化可能です。

思わぬ出費は「用途とニーズのすり合わせ」で防止!

用途の変更やブレにより思わぬ出費が発生する場合もあります。

例えば、あなたがパーティースペースを開業するとしましょう。物件を借りて備品や設備を揃えて…と奔走しているうちに、あることに気づきます。

それは、スペースの近隣が閑静な住宅街であること。こんな静かな場所でスペース利用者がどんちゃん騒ぎをしたら…近所迷惑・クレームになりかねません。

実際、近隣トラブルが原因で大きなクレームやスペース撤退に発展する場合もあります。

そこで急きょ自習スペースにしようとするも、設備・備品はパーティー用のものばかり。結局自習室用のテーブルやチェアを追加購入し、内装も変更することに…。

このような出費を防ぐには、開業時に「この立地ならどんな利用者が来そうか」をしっかり考え、立地のニーズに合った用途にすることが重要です。

とはいえ、これから始める方の場合いきなり「ニーズを掴む」のは難しいかもしれません。土地勘のない場所だとなおさらです。

こうした運用面でのサポートもくーあるでは無料で行っています。広告の掲載だけでなく、物件の選定から運営方法についてもしっかりお手伝いさせていただきます。

まとめ

Q:レンタルスペース開業資金として用意すべき額と内訳は?

レンタルスペース開業時、物件取得費はもちろん、設備・備品費用がかかります。
10人程で利用できる会議室・自習室の場合、ベーシックなものだけ揃えれば約60万円程が必要です。
ただし、ダンススペースや撮影スペース等特別な設備が必要な場所にする際は適宜見積もりをとりましょう。

Q:レンタルスペース開業時の思わぬ出費と防止方法は?

レンタルスペース開業に必要なのはハコと設備費用だけではありません。広告費やシステム費等、収益を最大にするための費用もかかります。
また、立地のニーズとスペースの用途が一致していない場合は思わぬ出費に悩まされる場合も。
こうなる前にレンタルスペースポータルサイト「くーある」にご相談いただければ、スペース掲載や予約システム提供を始め、物件選定・運営アドバイスまで0円でサポートさせていただきます。

この記事を書いた人

くーある

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