黒字でも閉業に!?レンタルスペース経営の意外な落とし穴

黒字でも閉業になるレンタルスペース経営の落とし穴

比較的始めやすい不動産経営・副業として注目を集める「レンタルスペース経営」。物やサービスを貸し借りするシェアリングエコノミーの浸透により、その存在感は日に日に強くなっています。

が、実はレンタルスペース経営に失敗すると黒字でも閉業を余儀なくされる場合もあるんです。

そこで今回は、

★黒字でも閉業になってしまう理由
★黒字閉業を防ぐための方法

以上について解説していきましょう!

初心者でもとっつきやすいレンタルスペース経営

初心者マークが書かれたノートとパソコンと資料

レンタルスペース経営を始めるメリットは一言で言えば「初心者でもとっつきやすい」ことです。

同じ不動産経営でもレンタルスペースはマンション・アパート経営と比べて開業資金が安く済む傾向にあり、さらに無人で運営できるため人件費等のランニングコストも低く抑えることができます。

また、運営オペレーションさえ出来上がってしまえば2店舗目以降の展開も楽になります。

多店舗展開して少ない投資で大きな利益を得るのもよし、少数店舗で小規模ながらローリスクで着実に稼ぐスタイルをとるのもよし。どちらにせよ初心者にとっては非常に参入しやすい分野といえますね。

黒字なのに閉業になる場合も?レンタルスペース経営の落とし穴

暗い部屋で頭を抱える男性

しかし!何でもいいことばかりではありません。

実はレンタルスペース経営には、順調に黒字で運営していても突如閉業に追い込まれるケースもあるんです。

近隣住民とのトラブル

レンタルスペースを経営するにあたって、最も怖いのが近隣住民とのトラブルです。

レンタルスペースは時間貸しという性質上、普通の賃貸住宅と違ってとっかえひっかえに人が出入りします。またどんな人が来るのか、具体的に何をするのかもすべて把握しきることはできません。

そうすると必然的に

★人の出入りが激しくて騒々しい
★お酒を飲んで大声で暴れている
★下階に足音が響いてうるさい

このような利用者も出てきます。パーティースペース、イベントスペースならなおさらです。

こうなると近隣住民からオーナーへクレームが入りトラブルに発展、最悪の場合警察に通報、そのまま閉業…というケースも実際少なくありません。

「せっかく繁盛してたのに…」と後悔しても後の祭りです。

利用者とのトラブル

レンタルスペースは基本的に無人運営のため、利用者のマナーや管理側の不手際によるトラブルも起こりやすくなります。

特に多いのが家具や備品の破損・汚損。これは単に「現状に直すのに費用がかかる」というだけではありません。破損・汚損をした利用者が片付けや報告を怠った場合、次の利用者が汚いままのスペースを利用することになります。

ただでさえレンタルスペースは競合の多い世界です。一度「このスペースは汚いな」と思われてしまったら、二度とリピートしてもらえないと考えたほうがいいでしょう。

また、「鍵の受け渡しミス」「ダブルブッキング」等管理側の不手際でも重大なトラブルに発展する場合があります。

セミナーやイベント等、営利目的だったりお客さんを招いての利用だった場合、損害補填をしなければならない時もあるので要注意です。

トラブルによる閉業を防ぐには

ビル街でガッツポーズする男性

ではどうすればトラブルを防ぐことができるのでしょうか?

まず近隣住民とのトラブルについては、適切な物件選び・近隣住民への説明が重要です。

例えば物件選びの場合、ワーキングスペースや自習室等静かに利用する人が集まるスペースなら閑静な場所に、逆にパーティー等ワイワイ利用したい人が集まる場所なら繁華街に作る…といった具合に、用途とマッチした場所のほうがいいですよね。

また後からトラブルになるのを防ぐために、出店前に近隣住民・近隣テナントへ事業内容を説明して了承を得ておくことも大切です。

次に利用者とのトラブルですが、これは利用規約の作成と徹底・自動管理システムの導入で防止が可能です。

利用者のマナーが低下するのは

★スペース使用時の具体的なガイドラインがない
★オーナー・管理者の目がない(ガイドラインを守る必要がない)

主にこの2つが原因です。逆に言えば、利用規約や禁止事項を作り監視カメラ等を設置して「守っているかどうかオーナーが監視していますよ」と感じさせればかなり効果が期待できます。

管理者のミスによるトラブルについては、鍵の受け渡しが不要な「スマートロック」やスケジュールを管理してくれる「自動予約システム」を導入すればしっかり防ぐことができますよ。

トラブル防止法をもっと知りたい・学びたいなら?

テーブルに向かって何かを書いている女性

レンタルスペース経営のトラブルは、

★適切な物件選び・近隣住民への説明
★利用規約の作成と徹底・自動管理システムの導入

これらの方法で防ぐことができるとお話しました。

が、ここまで読まれた方の中には

「具体的にどんな物件を選んだらいいか分からない!」
「近隣住民へどう説明すればいいの?」
「利用規約や禁止事項といった文章を考えるのは苦手…」
「システムなんて導入したらお金かかるんじゃない?」

このように思った方もいるでしょう。

こんな時はレンタルスペースポータルサイト「くーある」をご利用ください。

レンタルスペースポータルサイトくーある

「くーある」はレンタルスペースを掲載・予約できるポータルサイトですが、それだけではありません。

「レンタルスペース経営の先輩から話を聞きたい」「経験豊富な人に教えてほしい」という初心者オーナー様のために、売上トップクラスオーナーの経営手法やプロからのアドバイスを受けることもできるようになっているんです!

また設備紹介文を専門のライターが代行することも可能、さらにGoogleカレンダーと連動できる自動予約システムも提供しています。

初期費用・掲載料・月額利用料0円なので、経費をかけずに始めたい…という方もぜひご検討いただければと思います。

まとめ

Q:レンタルスペース経営が黒字でも失敗する理由は?

レンタルスペース経営は人がとっかえひっかえやってくる・どんな人が来るかわからないという性質上、近隣住民とのトラブルや利用者とのトラブルが起こりやすい環境です。
適切な防止・対処を怠ると営業停止・閉業に追い込まれる恐れも十分にあります。

Q:レンタルスペース経営の失敗を防ぐには?

近隣住民とのトラブルの場合「適切な物件選び・近隣住民への説明」、利用者とのトラブルの場合「利用規約の作成と徹底・自動管理システムの導入」が重要です。
「自分だけでこれだけやるのは難しい…」という場合は先輩やプロからのアドバイスを受けたり、レンタルスペースポータルサイトのサービスを利用するのもいいでしょう。

この記事を書いた人

くーある

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